三津厳島神社は愛媛県松山市にある古墳時代の6世紀後半から続く由緒ある神社です。
病気平癒・交通安全・商売繁盛などさまざまな御利益がいただけることから参拝者が多い神社ですが、月ごとに綺麗な御朱印がいただける神社としても有名です。
境内の様子や素敵な御朱印をご紹介しますね。
境内は?
境内の正面入り口にある注連石(しめいし)。
「年豊人楽」と書かれていて、「稔り豊かで人々は楽しむ」という意味なんだそうです。
人懐っこいハトがたくさん!
一斉に寄ってきたんですが、エサをくれないことがわかると散らばっていきました。
いつもここでエサもらってるんでしょうね。
食べるもの何も持ってなくてごめんなさい。
花手水。
期間限定なんですって。
とっても綺麗。
楼門
拝殿
本殿
社務所
病気平癒に安全守り
いろんな種類のお守りがあります。
こちらは合格祈願セット。
鯛みくじ。
中におみくじが入っています。
三津厳島神社の由緒
およそ6世紀後半、古墳時代に現在の宗像大社から神様を勧請したころから始まります。
その後、飛鳥時代に神殿を新築。
室町時代には、関ケ原の戦いに乗じて起こった戦で社殿が焼失します。
明治4年に、
・大国主命
・少彦名命
・塩土神
・崇徳天皇(航海守護と造船の神)
・事代主命
・蛭子命(=みなさんご存知、恵比須さまのことです。商売繁盛、漁業の神)
・保食神(五穀の神)
を合せ祀り、現在に至ります。
天満宮と恵美須宮
場内末社として天満宮と恵美寿宮があります。
天満宮にはなで牛もいますね。
こちらにもかわいい花手水が。
伊予路のパワースポット 伊予七福神参りとは
七福神参りをすると七つの福を授かり七つの災いが消滅すると言われており、古来から多くの方が参拝されています。
ここ、三津厳島神社では末社の恵美寿宮に伊予七福神の一人、寿老人 (じゅろうじん)をお祀りしています。
この方が寿老人。
寿老人は長寿の神なんですが、お酒が好きで、不死の霊薬が入った瓢箪と不老長寿の桃を持ち、二千歳の鹿(玄鹿)を連れている姿をしています。
…突っ込みどころ満載なお姿。
こんな人が実際歩いてたら、怪しすぎますけどね。
伊予七福神の御朱印帳もありますよ。
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伊予七福神参りについて詳しくはこちら
伊予七福神まいり…
御朱印
通常御朱印
2021年正月限定御朱印 三津嚴島神社ver.
2021年正月限定御朱印 寿老神ver.
この2種類の正月限定御朱印は、国指定の伝統工芸品に指定されている手すきの大洲和紙にフランスの金箔技法ギルディングが施されている御朱印です。
三津厳島神社には金箔、寿老神には銅箔が張られています。
写真ではちょっとわかりづらいですが、結構キラキラしてるんです。
2021年2月限定御朱印
三津厳島神社・御祭神とアクセス
御祭神と御神徳
御祭神
〇宗像三女神
・市杵島姫命(いつきしまひめのみこと)
・湍津姫命(たぎつひめのみこと)
・田心姫命(たごりひめのみこと)
・大国主命
・少彦名命
・塩土神
・崇徳天皇
・事代主命
・蛭子命
・保食神
・菅原道真
御神徳
災いを防ぎ、福を招く
安産・子育て・病気平癒・商売繁盛・交通安全・受験合格・学業成就
アクセス
〒791-8063
愛媛県松山市神田町1-7
○車
・松山自動車道 松山ICから約25分
・西瀬戸自動車道 今治北ICから約1時間15分
○電車
・伊予鉄道高浜線 三津駅から徒歩約5分
・JR予讃線 三津浜駅から徒歩約15分
・伊予鉄バス 三津厳島神社前駅から徒歩約1分
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駐車場情報
30台程度駐車できる無料駐車場があります。
正月や秋祭りには臨時駐車場もあります。
最後に
ナビ通りに進むと、神社の裏側へ案内されることがあるようですが、裏からは入れません。
橋を渡ってすぐのところに神社があるんですが、この橋が狭いんです。
車の運転には気を付けてー。
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