二千数百年の歴史を持つ椿神社の御利益は縁起開運・商売繁盛。
旧暦の1月7日~9日に行われる「椿祭り」には、県内外から毎年約50万人もの参詣者で賑わいます。
この伊豫豆比古命神社の御祭神は、愛媛県の名前の由来になった神様!
都道府県名に神様の名前を使用しているのは愛媛県だけなんですって。
長い歴史を持つ椿神社の境内の様子、御朱印帳・御朱印をご紹介します。
境内は?
この大きな鳥居をくぐるとすぐ左に手水舎。
手水舎
楼門
随神門(ずいじんもん)とも言います。
こちらは神社の西側にある駐車場から入ってすぐのところにある手水舎。
階段を少し上って本殿へ。
本殿
御朱印やお守り等は本殿のすぐ隣の授与所でいただけます。
こちらが授与所。
いろんな種類のお守りがあります。
本殿前から見るとこんな感じです。
伊豫豆比古命神社(椿神社)の由緒
創建は二千数百年。
椿神社という名前の由来は古来、神社周辺は一面海だったことから津(海の意味)の脇の神社の意味の「つわき神社」が訛って「つばき神社」となったという説がまず一つ。
もう一つは、神社周辺に椿が自生していたことから「椿神社」と呼ばれるようになった、という説があります。
椿が綺麗に咲いていました。
明治時代に廃藩置県が行われ「愛媛県」が誕生しましたが、この「愛媛」という県名は古事記・日本書紀にも記されていた伊豫豆比古命神社の御祭神である「愛比売命」が由来です。
安産・成功勝利・さまざまな御利益がいただける末社
勝軍八幡神社
御祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)。
成功勝利・交通安全・子孫繁栄などの御利益があります。
児守神社
天之水分命(あめのみくまりのみこと)と木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が御祭神。
天之水分命は水(特に農業用水)を司る神様。木花開耶姫命の御利益は安産・子授け・海上安全などです。
穢れや災いを祓い清める「祓岩」
少しわかりづらい場所にありますが、伊豫豆比古命神社にはけがれや災いを払ってくれる「祓岩」があることでも有名です。
祓岩はこちら。
授与所で「厄玉」を購入し、自分の「息」とともにケガレを移したら「祓岩」めがけて投げつけます。
すると「悪しきもの」が砕き清められるというものです。
こちらが祓岩。
日頃のストレスも発散できそうです。
御朱印帳
御朱印帳は全部で3種類。
かわいい椿柄の御朱印帳を購入しました。
御朱印
勝軍八幡神社 見開きの御朱印
伊豫豆比古命神社(椿神社)・御祭神とアクセス
御祭神と御神徳
御祭神
・伊豫豆比古命
・伊豫豆比売命
・伊与主命
・愛比売命
御神徳
縁起開運・商売繁盛・安産・勝負運 など
アクセス
〒790-0934 愛媛県松山市居相2丁目2-1
○車
・松山自動車道 松山ICから約5分
○電車
・JR松山駅からバス 椿前バス停から徒歩約10分
駐車場情報
無料駐車場が3ヶ所あります。
鳥居のすぐ横にある駐車場。
こちらは本殿横(西側)にある駐車場。
あと1か所は本殿横(東側)にあります。
最後に
国道379号線から県道190号線に入るとすぐ、めちゃくちゃ大きい鳥居があります。
あ、この先神社あるなってすぐにわかります。
駐車場がとても広いので、祭事でもない限り満車にならないと思います。
椿神社と言われるだけあって、境内にはとても綺麗な椿がたくさん咲いていました。
やはり椿が咲くころ参拝するのがおすすめです。
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