富士山本宮浅間大社は、全国にある浅間神社の総本宮として知られています。
晴れていれば神社から富士山が綺麗に見えるそうなんですが、この日はあいにくの曇り。富士山がどこにあるのかさっぱりわかりませんでした。
綺麗な富士山は見れませんでしたが、世界文化遺産に登録されているだけではなく、境内には国の指定重要文化財や県指定の文化財など多数あり、見所満載です。
富士山が描かれている御朱印帳も綺麗ですよ。
富士山本宮浅間大社について
御祭神
・木花之佐久夜毘賣命(このはなのさくやひめのみこと)
御神徳
火難消除・安産・航海・漁業・農業・機織等の守護神として
境内について
境内はとても広く約17,000坪もあります。
東京ドームが約14,000坪なので、東京ドームよりちょい広い感じです。
ここだけではなく、実は富士山の8合目以上も富士山本宮浅間大社の境内地となっているんです。
二之鳥居
とても長い参道。
正面の大鳥居から楼門近くの鏡池までおよそ50mあります。
楼門
県の指定文化財です。
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神事に使用された鉾立石
鉾立石
楼門の前に置かれている、この「鉾立石」は神が宿る鉾を置くための石です。
現在、富士山本宮浅間大社の御祭神である富士神は、もともとは山宮浅間神社で祀られていました。
この御祭神を、富士山本宮浅間大社から山宮浅間神社まで里帰りさせる神事(山宮御神宮)が明治6年まで、年2回行われていました。
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どうやって御祭神を運んだ(里帰りさせた)かと言うと、神が宿ったと言われる鉾を肩に乗せて、富士山本宮浅間大社から山宮浅間神社までの約6kmの道のりを歩いて運んでいました。
その際、途中で休憩する時に鉾を置くための石として使われていたのがこの鉾立石です。
鉾立石は道筋にいくつかあったといわれていますが、現在は浅間大社の楼門前にあるこの石と、山宮浅間神社参道に残っている物のみと言われています。
山宮浅間神社の鉾立石
富士山本宮浅間大社から山宮浅間神社は車で約17分。
富士山を直接拝むための遥拝所があり、超パワースポットとして知られています。
山宮浅間神社のアクセスや御朱印情報はこちら。
山宮浅間神社は、全国の浅間神社の中で最も古い神社です。 富士山を直接遥拝するための遥拝所があり、パワースポットとして知ら…
拝殿と本殿
拝殿
県の指定文化財です。
本殿
本殿は関ケ原の戦に勝利した後、徳川家康によって造営されました。
「浅間造」という独特の建築様式で作られており、国の重要文化財に指定されています。
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御霊水がいただける水屋神社と湧玉池
水屋神社
ここでは御霊水がいただけます。
持ち帰りができるように、ペットボトルも売っています。
湧玉池
境内の東側にあるこの池の水は富士山の湧き水が溜まってできたものです。
湧水量は1秒間に3.6キロリットルもあり、1年中この量にほとんど増減がありません。
中世以降、富士山に登る人々は登山前にまずこの湧玉池で禊をしていました。
国の特別天然記念物に指定されています。
御朱印
御朱印帳
富士山が描かれているものと無地のもの 2種類あります。
富士山バージョン購入しました。
富士山本宮浅間大社
アクセス
〒418-0067 静岡県富士宮市宮町1-1
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○電車
・新幹線 新富士駅からタクシーで約30分もしくは身延線 富士宮駅から徒歩約10分
○車
・東名富士ICから西富士バイパス経由で約20分
駐車場情報
周辺には有料駐車場が3ヶ所あります。
こちらは第二駐車場。
日曜日10時の様子です。ほぼ満車でした。
第一駐車場・第二駐車場ともに駐車時間は5:00~19:00まで。(出庫は24時間可)
普通自動車 1台1時間200円・1日1,500円で30分以内の出庫は無料です。
まとめ
うまく写真に撮れなかったんですが、湧玉池の水が澄んでいてとても綺麗でした。
神社によくある、びっくりするぐらい長い石段はなく平坦ですが、とっても広いので歩きやすい靴で行かれることをお勧めします。
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