須山浅間神社の歴史は古く、遡れば日本神話の時代になるといわれています。
富士山の南麓に位置するため須山浅間神社は須山口登山道の起点となっており、最近では石灯篭のハートの小窓が人気のパワースポットでもあります。
大きな御神木や巨木に覆われた、神聖な雰囲気が漂う神社をご紹介します。
須山浅間神社 境内は?
手水舎
近づいてみると・・・
龍神様は休憩中でした。
石段を上がって拝殿へ向かいます。
拝殿
拝殿の前にも手水舎がありました。
須山浅間神社で人気なのが、「石灯篭のハート」です。
このハートの小窓を覗けば、御祭神の木花咲耶姫の御神徳である縁結び・安産のご加護が受けられると評判。
実はこのハートに見える模様は「猪目(いのめ)」と言って、日本に古くから伝わる模様の1つなんです。
猪目といえば、ぜひ行ってほしいのが熱海市にある來宮神社。
落ち葉で作った綺麗なハート(猪目)があることでとっても有名なパワースポットなんです。
先日、伊豆へ旅行に行きまして。 旅館の方にお勧めの神社はどこですか?と伺ったところ、「絶対に來宮神社です。パワースポットとして有名ですからね。ぜひ行ってみてください!!」と勧められたので行ってきました。&n[…]
願いを叶えてくれるという樹齢2000年の大木は見る価値ありですよ!
須山浅間神社の由緒
須山浅間神社は、昔から山岳信仰として「富士山」を御神体としていました。
110年に皇子日本武尊が蝦夷征伐の時にこの地を訪れ、創建したのが須山浅間神社の始まりといわれています。
多くの武将たちに厚く信仰され、981年には平兼盛が神社を修理。その後、源頼朝・武田信虎や今川家などが戦勝祈願をしていました。
1200年には須山口が富士山登山南口となり、浅間神社は南口登山道の下宮として祀られるようになった、との記述が大宮(富士宮)浅間大社に残っています。
途中、登山道が崩壊したり、須山口登山道が旧陸軍の演習場になり一時は衰退したこともありました。
しかし1997年に須山口登山歩道として整備され、富士宮口五合目に通じる登山道口として現在も利用されています。
御朱印帳
富士山と桜が描かれた綺麗な御朱印帳です。
御朱印
通常御朱印
参拝したこの日はありませんでしたが、限定御朱印や月替わりの御朱印もありますよ。
須山浅間神社・御祭神とアクセス
御祭神と御神徳
御祭神
木花咲耶姫(このはなさくやひめ)
御神徳
縁結び・安産・子宝
アクセス
〒410-1231 静岡県裾野市須山722
[map addr=”静岡県裾野市須山722″]
○車
・東名高速道路 裾野ICから約15分
○電車
・JR御殿場線 裾野駅からバス(須山、ぐりんぱ、イエティ方面行)で約35分、須山バス停下車徒歩10分
駐車場情報
10台程度駐車できる、無料駐車場があります。
駐車場から神社は見えませんが、ここから歩いて2~3分です。
まとめ
駐車場は10台程度しか停められないし、境内はそんなに広くはなく小さな神社でしたが参拝者が入れ替わり来られていました。
巨木が多くて、マイナスイオンたっぷりの癒される神社でした。