長宗我部元親公にゆかりのある神社、「土佐神社」に行ってきました。
「若宮八幡宮」と並んで、特殊な建築形式を採用してるとのこと。しっかり見てきました。
もちろん御朱印もいただけましたよ。
土佐神社について
御祭神
・味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)
・一言主神(ひとことぬしのかみ)
御神徳
家内安全・農産繁栄・建設・航海安全・交通安全・病気平癒・開運招福
御祭神である味鋤高彦根神が国土の開発、農工商あらゆる産業繁栄の神様として伝えられていることから、あらゆる種類の御神徳がいただけます。
ちなみに味鋤高彦根神は大国主神の子です。
手水舎
土佐神社の創祀についてははっきりとしたことはわかっていませんが、境内にある 礫(つぶて)石 と呼ばれる自然石を磐座として祭祀したものと考えられ、古代に遡るといわれています。
これが礫石。
それから時代は元亀元年(1570年)、戦火によって焼失した社殿は長宗我部元親公によって再興されました。
土佐神社を空から見ると、本殿に向かってとんぼが飛び込むような形に建てられています。
この建築様式はいわゆる「入蜻蛉形式」と呼ばれ、凱旋を報告する社という意味があるといわれています。
・・・でもなぜトンボ??
と思われた方はこちら。
若宮八幡宮もトンボにちなんだ建築様式なんです。
「若宮八幡宮」は桂浜から車で10分程度のところにあり、四国を平定した土佐の戦国大名である長宗我部元親公にちなんだ神社です…
そしてこの土佐神社は、高知県須崎市にある鳴無神社とも深いつながりがありました。
綺麗な海が目の前にある、「流せるおみくじ」が人気の鳴無神社はこちら
「安芸の宮島」といえば海に赤く大きな鳥居がある厳島神社ですが、高知にも「土佐の宮島」と呼ばれる神社があると聞いて行って来…
ぜひ行っていただきたいお勧めの神社です。
拝殿
本殿
本殿・拝殿・幣殿は国の重要文化財に指定されています。
鼓楼
鼓楼も重要文化財です。
土佐神社を散策「志那祢の森めぐり」
「土佐神社のおすすめコース」ということでしょうか…?
約10分で1周できるコース。
せっかくなので志那祢の森めぐりをしてみました。
事代主神社
西御前神社
ご神木の大杉
大きさが全然伝わらない画像ですが…とにかくとっても大きかったです。
確かに10分程度で1周できました。
厳島神社
くぐらないと損でしかない「輪抜け祓所」
輪抜け祓所
樹齢800年の杉の大木の切り株をくぐることで、心身が清められ、長寿やたくましさを授かるという御神徳があります。
165cmの私でもさっくりくぐり抜けられる大きさです。
内部はこんな感じ
がっちり補強されています。
御朱印
土佐神社
3月11日・12日・13日は斎籠祭(いごもりさい)と呼ばれる田植前で、豊作を祈願する祭儀の為 11日夕刻より13日夜明迄 参拝者の境内参入ができません。
(この間の参拝は鳥居からとなります)
アクセス
〒781-8131 高知市一宮しなね2丁目16-1
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〇車
・高知ICより県道384号を東へ約5分
〇電車
・JR土佐一宮駅より徒歩約15分
※高知市街より定期バス有片道約15分
駐車場情報
20台ぐらいは停められそうでした。
無料です。
まとめ
そんなに広くはない神社でしたが、見どころ満載でした。
県道沿いにあり、高知ICからも近いことから道に迷うこともなく簡単に行くことができますよ。
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