「若宮八幡宮」は桂浜から車で10分程度のところにあり、四国を平定した土佐の戦国大名である長宗我部元親公にちなんだ神社です。
建築様式が他の神社とは違いとても珍しく、同じく珍しい建築様式をもつ土佐神社と合わせて高知では人気の神社です。
受験生にも人気の若宮八幡宮。一体どんな神社なんでしょうか?
若宮八幡宮について
御祭神
・誉田別命(ほんだわけのみこと・応神天皇)
・息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)
・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
・湍津姫命(たきつひめのみこと)
・田心姫命(たごりひめのみこと)
・高龗神(たかおかみのかみ)
御神徳
除災招福 開運勝利 海上安全 祈雨祈晴 農業守護 安産守護
若宮八幡宮の社殿はほかとはちょっと違っていて、とんぼが飛び立つ姿に似た様式「蜻蛉式建築」で建てられています。
拝殿
せみやバッタや蝶などいろんな昆虫がいる中でなんでとんぼを選ぶのか?と思いませんでしたか?
なぜとんぼにしたのか??その理由は・・・
トンボは素早く飛び回り害虫を捕食し、また前にしか進まず退かないところから「不退転(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして、「勝ち虫」とも呼ばれ、一種の縁起物として特に武士に喜ばれた。
戦国時代には兜や鎧、箙(えびら)刀の鍔(つば)などの武具、陣羽織や印籠の装飾に用いられた。
※出典 wikipedia
とんぼは縁起のいい生き物の象徴だったんですね。
若宮八幡宮の創建は文治元年(平安末期の1185年)。
戦国時代の永禄三年(1560年)に長宗我部元親公が初陣に臨む際、若宮八幡宮に陣を張り戦勝を祈願し戦に勝利します。
以来、戦勝祈願の第一社を若宮八幡宮と定め、社殿を「蜻蛉式建築」と改めました。
このことに由来し、少しでも長宗我部元親公にあやかれるよう、勝負事の前には若宮八幡宮にお参りするとよいと言われています。
ちなみに、同じく高知にある土佐神社は凱旋報賽社とされており、こちらの社殿は「入蜻蛉式建築」になっています。
とんぼが帰ってきたんですね。
とんぼが返ってきた「入蜻蛉式建築」の土佐神社はこちら
長宗我部元親公にゆかりのある神社、「土佐神社」。開運招福の御利益があり、樹齢800年の杉の木をくぐることで御利益がいただ…
また、若宮八幡宮はこの地区の総鎮守となっており、桂浜内にある「海津見(わたつみ)神社」に御朱印がない場合はこちらでいただけます。
海津見神社はこちら。
天神宮
御祭神
・天水分神(あめのみくまりのかみ)※菅原道真公とも言われている
御神徳
灌漑 水 学問
天水分神(あめのみくまりのかみ)は水をつかさどる神様で、速秋津日子神(はやあきつひこのかみ)と速秋津比売(ひめ)神との子です。
お守りとおみくじいろいろ
種類が豊富なお守り。
「金運御守」もあります。
恋みくじもやってます。
おみくじを引いた後は・・・
ハートの形をしたおみくじ結び所へ。
御朱印
若宮八幡宮
受付時間:9:00~17:00
アクセス
〒781-0270 高知市長浜6600番地
[map addr=”高知県高知市長浜6600番地”]○車
・高知東部自動車道「高知南IC」から約17分
・高知道「伊野IC」から約26分
駐車場情報
無料の駐車場があります。
65台収容可能です。
まとめ
駐車場から少し歩いた公園内に長宗我部元親公の銅像があります。
是非見に行ってみてください。かっこいいですよ。
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