後醍醐天皇を御祭神としている吉野神宮は明治時代に建立。
桜の名所である吉野山にあり、約2万7000坪の境内には毎年春になると桜がとても綺麗に咲き誇ります。
夏は緑生い茂る境内に流れる爽やかな風が気持ちよかったり、秋は紅葉がとても綺麗で、冬は境内に雪景色が広がったり…と、どの季節も参拝にお勧めの神社です。
境内だけでなく、御朱印も季節を感じられるとても素敵な御朱印で毎月いただきたくなりますよ。
境内は?
鳥居は北側と東側 計2ヶ所あります。
まずはこの地図でいうところの右半分側のご紹介。
まずは道路に面している、大きい鳥居から。
この鳥居をくぐって参道へ
少し上り坂になっています。
約100mぐらい参道を歩くと大鳥居が見えてきます。
北側の大鳥居
しゅっとしてる狛犬さん
鳥居をくぐると境内はとても広いです。
左に見えるのが表手水舎で前に見えるのが神門です。
表手水舎
神門
続いて先ほどの地図の左側、東側の境内です。
東側の鳥居。
こちら側の鳥居には数台、駐車できるスペースがあります。
東側にも小さな手水舎があります。
東手水舎
東門
東手水舎横にある東門をくぐると目の前がもう拝殿です。
拝殿
幣殿
拝殿の中に社務所があり、正面が幣殿です。
社務所
種類豊富なお守り
さまざまなご縁を結ぶお守りやかわいい猪の目のお守りもあります。
絵馬も5種類!
季節ごとに美しい境内と手水舎
秋になると、参道や境内の紅葉が本当にとても綺麗です。
境内の様子🍁
紅葉が東門側から大鳥居の辺りまで進んできました。表参道の下の方はまだ青いもみじです#吉野神宮 #後醍醐天皇 #吉野山 #奈良 #紅葉 #もみじ #青もみじ pic.twitter.com/3IRfRTft3y— 吉野神宮 (@yoshinojingu) November 12, 2022
秋の参道
まるで紅葉の絨毯!
紅葉の間を通り抜けて歩きます。
大鳥居の横の紅葉は特におすすめです。
参拝したこの日は雨が降った後だったので少し散ってしまっていましたが、見頃のピークだとこの木が紅葉で真っ赤に染まります。
春になると今度は境内の桜がとても美しいんです。
桜🌸
見頃となっております。#吉野神宮 #後醍醐天皇 #吉野山 #奈良 #桜 #ヤマザクラ #枝垂れ桜 #紅枝垂れ桜 pic.twitter.com/GTOnh3moRv— 吉野神宮 (@yoshinojingu) April 9, 2022
また、手水舎も季節に合わせたお花や飾りで彩られています。
秋の手水舎
冬の手水舎
春の手水舎
こちらは夏の手水舎
涼しげです。
吉野神宮の由緒
御祭神である後醍醐天皇は、1339年(延元4年)に吉水院(現在の吉水神社)で崩御しました。
1889年(明治22年)明治天皇の意向で後醍醐天皇を祀る吉野宮を創建することが決定し、3年後の1892年(明治25年)現在の場所に吉野神宮社殿が竣工。
後醍醐天皇の御尊像を吉水神社から吉野神宮の本殿へ移し、鎮座祭が行われ現在に至ります。
うさぎまみれの理由は?
月替わりの御朱印には、ほぼうさぎが登場します。
ここ。
ここにも。
御朱印帳にも。
おみくじもうさぎさん。
なぜこんなにうさぎが登場するのか?
その訳は、後醍醐天皇が崩御された年が卯年だったことにちなんでいるそうです。
うさぎと言えば京都にある「宇治神社」もうさぎで有名な神社です。
こちらの神社の有名なうさぎは「みかえりうさぎ」。
良縁や人生を正しい道へ導いてくれる神様の使いとして人気のうさぎさんです。
また、本殿周辺に置かれているうさぎの置物を全て見つけると願いが叶うという「うさぎさん巡り」も有名です。
なかなかムキになってしまう、うさぎさん巡りの方法・境内の様子などはこちらまで。
宇治のパワースポットと言われている「宇治神社」に行ってきました。 自然のパワーがもらえるというパワースポットや、本殿周辺に隠れているうさぎさんの置物を見つけると願いが叶うと言われているうさぎさん巡りなど魅力満載の神[…]
思いっきり投げて厄を落とす厄割玉
こちらは厄割玉。
この厄割玉に息を吹きかけて悪い気を移し、境内にあるお祓い石に力いっぱい思いっきり投げつけて厄を祓うというものです。
いろいろなおみくじ
広げると桜の花びらの形になる「さくらみくじ」。天然石が入っている「天然石みくじ」に「恋みくじ」などいろんな種類のおみくじがあります
その中でも今回は「水みくじ」をやってみました。
お花が浮かべてあるこの水におみくじを浸すと文字が浮かび出てくるそうです。
しばらく待つと・・・・文字が出てきた!
大吉でした!!!
末社
御影神社・船岡神社・瀧櫻神社
御朱印帳
御朱印
通常御朱印
2021年 7月の御朱印
2011年 例祭限定御朱印
2021年 11月の御朱印
2022年 切り絵の御朱印(春)
2022年 切り絵の御朱印(夏)
吉野神宮・御祭神とアクセス
御祭神と御神徳
御祭神
後醍醐天皇
アクセス
〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山3226
○車
・南阪奈道路から大和高田バイパスを通り、国道169号へ進みそこから約20km
○電車
・近鉄吉野神宮駅から徒歩約1km
駐車場情報
30台ぐらいは停められるかな?
無料駐車場です。
吉野神宮駅から徒歩で行くには?
大阪から吉野神宮へ行くには、近鉄 大阪阿部野橋駅から約1時間・京都からだと同じく近鉄 橿原神宮前で吉野神宮行きに乗り換えて約2時間程度かかります。
駅前の様子
改札を出てすぐに大きな鳥居があります。
「アクセス」にも書いていますが、吉野神宮は駅から徒歩約1kmです。
でもただの1kmではありません。
これがまためちゃくちゃ急な坂道なんです。
生い茂る木
歩道がありません。
車がすぐ横を走るので少し怖いです。
ちゃんと舗装されている道路ですが、「登山か!」って突っ込みたくなるぐらい急な道です。
この写真じゃ伝わらないか・・・。
吉野神宮周辺は?
吉野神宮周辺に参拝後にランチを楽しむような場所はありませんが、駅近くに中華料理屋があります。
駅前に定食屋もありますが、営業しているのかどうかは不明でした。
吉野神宮から1.5km南へ行くと下千本駐車場があります。
約400台駐車可能で通常は無料ですが桜のシーズンになると有料駐車場になります。
ここまで行けば飲食店やお土産屋があります。
最後に
学生時代、日本史はほんとに苦手で足利尊氏・・・南北朝時代・・・吉野・・・と呪文のように唱えて覚えた後醍醐天皇ですが、吉野神宮に参拝したことで「知ってる!!歴史の授業で習った!!!」と感動。
そんな吉野神宮ですが(どんな?)もう一度言います。吉野神宮駅から徒歩1kmあります。
ほんとに結構急な坂道です。
神社からの帰り、電車に間に合わない!と思い少し走ったらあまりの急勾配で勢いつきすぎて足がもつれて転びそうになりました。
ちなみに次の日は筋肉痛でした。
なので気を付けてください。
夜は鹿が出るそうです。
…なので気を付けてください。
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