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  1. 12月限定御朱印

【大阪 星田妙見宮】星が降ってきた伝説がある 星と七夕ゆかりの神社【御朱印・アクセス・駐車場情報】

重い腰を上げてようやく星田妙見宮の七夕祭に一度行ってきました。

「屋台は出るし、笹飾りや色鮮やかな吹き流しで境内がとても綺麗だよー」と聞いていたし、七夕期間限定の美しい御朱印が欲しい!

さらに「平安時代に北斗七星が落ちてきた神社らしいよ」と聞き興味津々。

でもなかなか行く気になれなかった最大の理由は、最寄駅から徒歩約20分という情報。

「7月の暑い中20分も歩くの地獄。今年は行くの辞めた。」と毎年毎年見送ってましたが、ついに行ってきました。

結果・・・境内は綺麗だったし、景色はよかったし、やっぱり御朱印がすばらしい!行ってよかったです!

 




 

七夕祭期間限定の煌びやかな境内

星田妙見宮入口の鳥居

 

毎年7月6日・7日は七夕祭が開催され、境内は賑やかに飾られます。

 

1200年前の7月23日に北斗七星が降ってきたという伝説にちなみ、毎年7月23日には「星降り祭」が開催されます。

 

境内の七夕飾り

 

 

提灯に飾られた境内

 

 

屋台

 

屋台も出ていました。

 

臨時の社務所

 

七夕祭期間限定の臨時社務所で、こちらで御朱印がいただけました。

 




 

ここまで北斗七星が落ちてきたっぽい場所や物は何も見つからず、拝殿も見当たらないので境内図をみることに。

 

境内図

 

境内広い・・・。

山の上に「拝殿」と書いているのでそちらを目指すことに。

 

拝殿への入り口

 

ゴールの見えない石段・・・。

少しわかりづらいところに拝殿への入り口がありました。

 

手水舎

手水舎

 

 

拝殿へ続く石段

 

まだまだ石段が続きます。

 




 

歩いていると道の脇になにやら観音様が。

 

観音様1

 

 

観音様2

 

後から調べて分かったことなんですが、これは「七星如意観音」と言いい境内には北斗七星にちなみ全部で7体の観音様が祀られてます。

 

境内にある早見表から自分の生まれ年の「本命星」と「元辰星」を割り出し、自分の星を司る観音様にお参りをすれば厄除と開運が授かるというありがたい観音様でした。

 

参拝前に調べてたらよかったな、と後悔。残念。

 

絵馬堂

絵馬堂

 

絵馬堂から5分程度上るとやっと拝殿到着か、と思いきや社務所でした。

 

社務所

社務所

 

お守りやお札、絵馬におみくじが購入可能です。

 




 

ここから石段はさらに急になってきます。

 

拝殿に続く石段

 

上りきるとすぐそこが拝殿です。

 

拝殿

 

「織女石」と呼ばれる磐座は本殿の裏手にお祀りされているとのこと。

足がパンパンになってちょっと休憩したいところですが、早速見に行きます。

 

織女石

影向石(織女石)

 

 

織女石

 

これが平安時代に降臨したと伝わる影向石(織女石)

もっと小さい隕石が祀られているのかなと思っていたんですが、想像よりも大きかったです。

 

そして拝殿の裏には2社

 

末社

鎮宅堂符社と三宝荒神社

 

目標を達成したところで少し落ち着き辺りを見ると・・・

 

 

拝殿から見える交野市の景色

 

拝殿から見える景色。市内が一望できます。

ずいぶん高い所まで上がってきました。

 




 

七曜星降臨縁起 隕石落下地点の登龍の滝へ

帰りは、実際に隕石が落下したといわれている「登龍の滝」へ。

 

登龍の滝への道

 

登龍の滝へは表参道からまっすぐ進めば行けるので、拝殿まで上る必要はありません。

そこそこ険しい道を下り、登龍の滝到着。

 

登龍の滝入口

 

 

隕石が落ちた登龍の滝

 

弘仁7年(816年)7月23日 この滝つぼに隕石が落下したと伝えられています。

 

登龍の滝

 

落ちてきた隕石は、北斗七星と同じ方向からやってくるペルセウス座流星群のスイフト・タットル彗星のかけらである可能性が高いと言われています。

 

平安時代の出来事なのに、そんなことまでわかるんですね。

 




 

星田妙見宮の由緒

平安時代に弘法大師が交野で修業中、獅子窟寺の岩屋で秘宝を唱えると北斗七星が3か所に分かれて地上に降ってきました。

 

1つ目は傍示川沿いの「星の森」、2つ目は「降星山光林寺」の境内、そして3つ目がこの「星田妙見宮」でした。

 

その時に降臨したと伝わる磐座(神が宿るとされている石)影向石(ようごうせき)は別名織女石として祀られており、山頂の境内で見ることができます。

 

星田妙見宮がある交野市には「天の川」という川が流れており、伊勢物語には在原業平がこの地を訪れた際に七夕伝説の地に見立てて詠んだ歌が記されています。

 

その後、白河天皇、後醍醐天皇や楠木正成、加藤清正など多くの崇敬を集めたと伝わっています。

 

七夕飾りの境内

 

毎年7月6日と7日は天地の恵み・ご先祖の恵みに感謝し厄除開運をお願いする七夕祭が開催されます。

 




 

御祭神と御神徳

星田妙見宮は神仏習合(神社とお寺が1つになっている)なので、神様と菩薩様を祀っています

神社では
・天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
・高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)
・神皇産霊大神(みかみむすびのおおかみ)

仏教として
・北辰妙見大菩薩(ほくしんみょうけんだいぼさつ)

陰陽道として
・太上神仙鎮宅霊符神(だじょうしんせんちんたくれいふしん)

御神徳

家内安全・安産・厄除開運・八方除け・心願成就・病気平癒・事業繁栄 他

 

 

御朱印

七夕の御朱印

2023年7月6日・7日 七夕祭限定御朱印

 

 

七夕の御朱印2

2023年5月31日~8月22日 七夕限定御朱印

 

 

七夕の御朱印3

2023年5月31日~8月22日 七夕和歌御朱印

 

 

七夕の御朱印4

2023年5月31日~8月22日 七夕和歌御朱印

 

 

七夕和歌御朱印を2枚つなげると・・・

 

七夕の御朱印3と4をつなげたもの

 

交野ケ原に流れている天の川がつながります。

 




アクセス

〒576-0016
大阪府交野市星田9丁目60-1

○車
・大阪方面から・・・第二京阪道路交野南IC出口より約13分

・京都方面から・・・第二京阪道路交野北IC出口より約15分

 

○電車
・JR学研都市線  星田駅 徒歩20分

・京阪電車交野線 私市駅 徒歩30分

 

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駐車場情報

駐車場

 

表参道に20台程停められる駐車場がありますが、七夕祭期間中は駐車禁止です。

 




最後に

JR星田駅から徒歩20分は正直辛かったです。

汗だくになり、500mlの水を2本消費しました。

平坦な道ならともかく、少しずつ上り坂になっていて、最後は自転車も乗れないぐらいの急な坂道でした。

 

 

こんな感じ。伝わるかな?

帰りは楽でしたけどね。下りだから。

歩くのが苦手な方は、交野市が運営する「おりひめバス」がありますのでそちらをお勧めします。

 

おりひめバスのご案内

 




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